2010年9月4日土曜日

馬頭!!

これまた東京に行っていたときの話。


隈研吾設計の馬頭広重美術館にも行ってきました。最寄り駅からバスで1時間くらい。すごい額の交通費を払ってやっとたどり着く美術館。きれいな清流が流れる山間の村。
ちょうど隈事務所でインターンをしていたので、見ておきたいと思っていったら、すごく良かった。
後ろの山を背負って、それに合わせるでもなく、主張するのでもない、凛としてそこに佇んでいる感じ。風景のプラットフォームとなってこの景色を支えている。手前の広い駐車場が台無しにしている感もあるけど。。


古い倉庫のようにも見えるが、ルーバーの隙間が倉庫のような重さを消して、美しいモアレのグラデーションを作る。鉄骨造にルーバーとガラスだけでできているような建築。必要ないものは極限まで取り去られている。
風景を受け止める建築。背後の景色に負けるのでもなく勝つのでもない。こんないい建ち方をする建築には久しぶりに出会った気がする。前川國男以来かも。

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