ホテルを出たのは朝の7時ごろだっただろうか。
朝の北京も相変わらずで、黄色くにごった空気をしている。
この街には晴れも曇りも無い。
朝早いにも関わらず地下鉄は人でいっぱいで、厳重なチェックを受けながら空港へ。
北京空港は相変わらず巨大だ。さっき知った話だが、あの空港はリチャード・ドジャースだったらしい。でも、とにかくでかかったことしか印象に無い。
飛行機までは時間があった(さらに2時間ほど遅れた)ので、空港の中を歩き回り、リッチなレストランで昼食を取り、他のパリ組メンバーへのお土産を買って、夕方4時ごろようやく飛行機へ搭乗。ついにパリへ出発だ。
しかし、席はなんと真ん中。外は見えないし、映画も面白くないし。生き地獄状態だったが、逆に樋口君とゆっくり話す時間も出来た。自分の設計スタイルのこと、将来のこと。いつも俺の話を聞いてくれて、いつも面白い示唆を与えてくれた樋口君には感謝している。
3度の食事と強制的な眠りと数回のトイレと世間話のあとに、飛行機は無事、パリ、シャルルドゴール空港に到着した。着いたのは午後8時。それでも外はまだ明るかった。ヨーロッパの夏は日が長い。
もたもたしていると、結局タクシーが寮に着いたのは、10時を過ぎていた。
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