さらに今度はオランダに行ってきた。
平日が事務所に引きこもりっきりなだけに、週末ぐらいはどこかへ出かけたいしね。
だって、ヨーロッパ圏内なら海外旅行も片道3000円くらいでいけてしまう。
ということで、1泊4日のオランダ旅行へ。
金曜仕事が終わって、夜行バスでアムステルダムへ。
朝の6時にアムスへ着き、早速観光する。
オランダはOMAやMVRDVを生んだ、現代建築の聖地みたいなところ。
まっ平らな干拓地の上に、突然高層ビルや奇形建築が立ち並ぶ。
ただ、この自由な建築スタイルは今に始まったことではないらしい。
というのも、アムスの中心部のギルドハウスのような町並み(17,8世紀?)も、それぞれが結構自由なファサード、高さをしていて、パリの様な単調さは無く、一軒一軒が自己主張している。さらに、これらは間口が小さすぎて、家具を入れる十分な通路が取れないので、ファサードが前へ傾いて、棟に取り付けたクレーンで荷物を運び入れるのだそう。しかし、それだけではなく、地盤が弱いためだろう、それぞれの家が右へ左へ傾いている。これが本当のダンシングビルだ。
オランダに文化庁派遣研修員としてきている大野さんと一緒に回ったが、オランダは地形がないぶん、建築やランドスケープで街の魅力を作り出していかなくてはならない。ゼロから作るということを強く意識している。そういう意味では地形にも恵まれ、歴史もある日本の都市はポテンシャルがあると思うんだけどなあ。
オランダで一番良かったのは、アルド・ファン・アイクの教会だった。
10分だけしか見れなかったが、コンクリートブロックで出来た教会は、目地もきれいにそろい、美しく仕上げられている。壁に窓はひとつもなく。全て天窓からスポットライトのように光が降り注ぐ。短い間だけ幻想の世界に行っていたような、時間の流れが止まったような気がした。
ル・ランシーのようなにぎやかな光とは逆の、モノクロの世界。
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