2009年12月12日土曜日

前置きが長くなってしまったが、ここまでが全体の課題のコンセプトの説明。
ここから具体的に設計の内容に入る。

このコンセプトを受けて、私たちはパリの西側に伸びる住宅地に対して、川沿いに文化の軸を作り、商業の直線の軸と対照的に、人々が歩いて川にアクセスし、そこでアートに触れたり、緑地を楽しんだりする緩やかに蛇行する軸を作っていこうということを考えた。というよりも、これはジャンヌーヴェルが提案していたことで、それを踏襲し、具体的な敷地をセーヌ沿い30kmの中から選択した。

敷地はパリ市を出てすぐのセーヌ沿いで、ラデファンスの南、近くにブローニュの森やフランス国王の庭園などが残る住宅地である。また川にある2つの中洲のうちのひとつとその対岸(右岸)には、ルノーの巨大な工場が80年代まであったものの、現在では全て取り壊され、巨大な空き地となって、新たな住宅地開発が進められている。その周辺はパリ市のようなバロックの建物と、新規開発の集合住宅が混在する街が、平らな土地の上に広がり、放射状の街路と、街区型の建物群となっている。
その対岸、セーヌの左岸には

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