2010年1月16日土曜日

今年ももう16日目ですが、

なかがわです。

遅くなりましたが

みなさん明けましておめでとうございます。

写真は年越しのシャンゼリゼです。
遠くにコンコルド広場の観覧車が・・見えるかな。

夜の11時半ぐらいから歩行者天国になって、凱旋門からコンコルドまで人で埋め尽くされた大晦日のシャンゼリゼ通りです。この10分後くらいに年を越して、その直後に周囲の黒人やら何陣やらと数百人でシャンゼリゼを駆け下りたという謎の年越しでした。でも、「走って年越し」は気持ちよかったです。

去年は卒計で始まり、留学までして、研究室のみんなにはいろいろとご迷惑おかけしました。
今年は就活で大変だと思いますが、お元気でお過ごしください。

ところで、今日は年末のことについて少し。(注:結果的に少しじゃありません。心して読んでください。)

まず、
クリスマスは東欧旅行に行ってきました!!
ブダペスト、プラハ、ウィーンで約十日間の旅です。

初めはブダペストに3日間。ブダとペストがドナウで隔てられていて、
温泉がそこここに湧いている街。
雪がすごかったけど、温泉は超気持ちよかった。また温泉に行きたい病になりました。

路面電車が発達し、レトロな車両が雪の街を走る。

次にプラハに3日間。
プラハも川の両岸に街が広がり、右岸の丘に王宮があるというブダペストと同じ構成。
その両岸を王の道という王宮までの参道が貫く。クリスマーケットで賑わう旧市街の中心の広場にはゴシック、バロック、ロココなどの様式建築が目白押し。
チェコの教会は白くて明るい。ステンドグラスが透明だからだろう。雪のように白く、明るい光の落ちてくる空間に金と黒の装飾が施される。フランスのような暗くて重厚なゴシック教会とは違った魅力がある。旧市街の北にあるユダヤ人街。多くの教会(シナゴーグ)やユダヤ人墓地があった。その中のひとつ。第二次大戦時に虐殺されたユダヤ人の方の名前と死亡した場所、日時が壁一面に書かれている。どんなに凝った装飾よりも、色とりどりのステンドグラスから差し込む光よりも、言葉という極限まで抽象化されたものが群として心に訴えかけてくるものは圧倒的だった。
プラハでは最低気温マイナス14度を体感し、凍死寸前になる。。。

そして
最後にお待ちかね、ウィーン!!4日間ぐらい居たかな。
ウィーンは説明しなくても分かると思うけど、旧城壁の部分にリンクシュトラッセという環状の路面電車と道路を敷き、市役所や劇場などの公共施設を建設した街。

路面電車は、ぐるっと一周する路線はないけど、乗り継げば20分で元の場所に戻れる。
この電車の車窓に次々に登場する建築群は圧巻。さらに、リンクが丸いために、王宮の庭の先に市役所が見えたり、思わぬとこに軸があって、とっても面白い。
世界最低床(地面から15cm)の路面電車だとか。
リンクの中は旧市街で世界遺産に登録されている。新築は厳しく制限されているようで、多くの建物はリノベーションをするしかない。ハンスホラインのデザインしたショップを筆頭に、小さな小さな店(間口が3mとか)が通りに軒を連ねる。ただ意外なことにファサードを変えている建物も結構あった。
でも、なんと言っても多いのが、屋根のリノベーション。古い建物の最上階を改装したり、新しい階を付加したり、デザインにも様々なバリエーションがある。
それと面白かったのはウィーンの地下鉄の駅。地下鉄といっても地面に穴が開いて、上から地下鉄が見えるところも多い。多くの駅は全く同じデザインをしていて、統一されているけど、分離派のカールスプラッツ駅以外にもいくつかの駅は少し違っていて、線路をまたいで上に改札や店舗を持っていたりして、電車が駅に潜って入っていくときにメガストラクチャーが窓から見えたりするのです。
オットー・ワーグナー設計の駅
こんな感じでくぐっていくさらにウィーンはイルミネーションもすごかった。旧市街の多くの通りでイルミネーションをしていて、そのバリエーションも、ひとつひとつの完成度もすごく高い。夜もデザインしつくされた街でした。クリスマーケットもいろんなところに出てたし。。。
市役所。前の広場には巨大クリスマスマーケットが。なんじゃこりゃ本当にきれいだった。
旧市街を歩いて横断するのは少し大変かもしれないけど、、中心のシュテファン教会からならリンクまで歩いて15分くらい。特に夜は、クリスマスだということもあったけど、歩いていても楽しい街だと思う。

あと個々の建築もすごくよかったけど、ここでは少しだけ。
ワーグナーの郵貯とか、教会とか。あとはアドルフロースのアメリカンバーとミューラー邸(プラハ)もすごく良かった。
ウィーン郵便貯金局:オットー・ワーグナー
本当に透明感があって、部屋自体が空中に浮かんでるみたいだった。
アム・シュタインホフ教会:オットーワーグナー
東欧に独特の金の装飾が白い空間できれいにエッジを作っている。
でもこの旅の終わりが最悪で、、、
ウィーンからパリは夜行バスで17時間。前々日から風邪気味だった男三人は、全員バスのなかでダウン。特に俺はバスを降りたときが最悪で、フラフラで歩けないほど頭が痛くて、荷物を同じく風邪気味の男二人と女の子に持たせてしまうという、残念な結果に。
「家に着くまでが遠足です。」とはよく言ったものです。

と、これまでが東欧旅行。長いので一旦休憩してください。ここからは年末年越し編。

そして年末。
年末はベルギー、リスボン、ミュンヘンのAUSMIP組を全員パリへ呼び寄せて、みんなで年越しAUSMIP会を目論みました。
結局、残念ながら樋口君と久田君は来なかったのだけど、福原さんはパリに来て、他のAUSMIP組も10人位来たかな。みんなで各国のプレゼンをしたり、お土産を持ってきて飲んだり食べたり、プレゼントを交換したり、結構いろいろして、楽しかったのでした。
福原さんごめんなさい。写真勝手に使いました。ブリュッセルの街と大学などについてプレゼン。大体このぐらい。何人か潰れてすでにいないけど・・
でここに帰ってきます。はあ、長かった。
年を越すとみんな叫んだり、シャンパンの栓を飛ばしたり、ロケット花火打ち上げたり、とにかくにぎやかでした。

そして最後に、これはモンマルトルの丘から見た、1月2日の初日の出です。(元日は曇りで日が出なかったので…)日に照らされた屋根と無数の煙突から登る白い煙を見たとき、この街の汚いところも、いやな出来事も全部忘れて、純粋にこの街に来てよかったと心から感じてしまいました。

では、長い文章読んでくれてありがとうございました。
この一年がみんなにとって良い一年でありますように。
本年もよろしくお願いします。

中川聡一郎

0 件のコメント:

コメントを投稿