金曜日はオランジュリーへ行った。
モネの睡蓮を見るためだ。
念願の睡蓮。モネの庭を見てからずっと行きたいと思っていた。
オランジュリーは小さい美術館だが、睡蓮が楕円形の部屋の壁いっぱいに並べられている圧巻の展示方法。
その中で、睡蓮の池は四季の移ろいと日々の時間の流れを映し出していた。
朝の夜が明けきらない池。昼の青空を移しこむ池。夕日でオレンジ色や黄色や赤に染まる池。
深く暗い、群青とも深緑ともつかない色で描かれた睡蓮の葉。そこに弱く、弱く浮かび上がる白い花。その色はエメラルドグリーンに近いような色で表現されている。
今までモネの睡蓮は抽象化されすぎていて、単調で好きではなかったが、この絵を見て気が変わった。巨大な絵の中には単調さなどない。どこも違っていて、どこも今にも変化しそうな動きがある。短い時間だったが感動した一日だった。
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